パナソニック株式会社エレクトリックワークス社は、電気自動車(EV)の充電管理を最適化する「おうちEV充電サービス」を開始すると発表した。
このサービスは、無料アプリを通じて家庭の電気代節約を支援し、外出時の充電スポット検索やポイント機能などを提供する。
同社の調査によれば、戸建てEVユーザーの97%が自宅で充電を行っており、電気代がEV購入前の約1.2倍以上になったと感じるユーザーが59%に上る。一方で、電気料金プランの切り替えにより、92%のユーザーが年間1万円以上の電気代を節約していることがわかった。
「おうちEV充電サービス」は、利用者に最適な電気料金プランを提案し、電気代の節約をサポートする。電力会社と提携し、EVユーザー専用の電気料金プランやポイント還元プランを用意。さらに、IoT EVコンセントと通信し、充電量や電気代を見える化することで、電気料金の安い時間帯での充電制御を可能にする。
また、自宅以外での充電に役立つEV充電スポット検索機能や、アプリ利用で貯まるポイント機能も搭載。提携企業との協力により、EV乗換前後のコストや下取り価格のシミュレーションを提供し、保険会社とも連携してカーライフをワンストップでサポートする。