2月26日から28日まで、東京ビッグサイトで開催された第22回国際オートアフターマーケットEXPO2025に、ラガーコーポレーションが初出展した。マットカラーのエクステリアを纏ったトヨタ『ランドクルーザー250』と美しいツヤ感のある外装を備えたランボルギーニ『ウラカン STO』を展示し、ハイエンドなカスタムカーの世界観をアピールした。
2024年1月からラガーコーポレーションが取扱いをスタートさせた「INOZETEK」(イノゼテック)のラッピングフィルム。ハイクオリティなラッピングを得意とするブランドとしてグローバルで知名度も高まっている。

そんなINOZETEKの製品群の中でも、今回のラガーコーポレーションブースで大プッシュしていたのがカラープロテクションフィルム(カラーPPF)である「DYNAMIC PPF」だ。従来はラッピング+プロテクトの2工程が必要だったものが、カラーPPFなら1回の施工でOK。しかも同モデルはカラーも豊富で、自由自在のラッピング処理が可能なのも魅力のアイテムとなった。


その1例として展示されたのが、グレーのランクル250だ。こちらは新たにラインアップに加わったサテンマットカラーのフィルムで、マット調の質感が独特だ。またサテンカラーにも複数のカラーバリエーションが用意されているので、車種やドレスアップの方向性に合わせたセレクトも自由自在。
今後もカラーラインアップの充実が続く予定なので、さらなるバリエーション増加が見込めそうだ。一方で美しい仕上がりが特徴のラッピングには、グロス調のPPFも豊富にラインナップ。塗装に近いツヤ感や滑らかなボディを表現したい場合にはこちらをチョイスすると良いだろう。


さらにランクル250では、ドア開閉で自動的に格納されるオリジナルの「電動サイドステップ」と後席をフラットにする「シートクッション」を展示。ランクル250をかっこよく快適にしてくれる、アフターパーツを揃えていた。

次にブース展示の中で注目したのが、ラガーコーポレーションのオリジナルブランドである「iiD」。特にラインアップが充実しているのがホイールスペーサー/ボルトだ。展示されたGクラス用のパーツをはじめ、メルセデス、BMW、アウディ、MINI、ポルシェ、フェラーリ、ランドローバー、レクサス、フィアットなどの対応パーツが幅広くラインナップされている。
さらにブレーキパッド、サスペンション、エアサス用ロワリングキットなど、多彩なパーツラインアップを揃える。カスタム時の完成度を高めるためのアイテムが見つかる魅力的なブランドだ。

さらにホイールの注目モデルが「HRE FlowForm FT1」だ。このモデルは北米ではピックアップトラックなどに適合するサイズでのみ販売されていたのだが、日本国内で需要を考慮した同社がサイズを特注オーダー。現在ラインアップされているのは、特にラガーコーポレーションでカスタムすることも多い3車種への対応サイズだ。

スペックはメルセデスベンツGクラス(W463A/W465)適合モデル= 20x9.0J IN25、NEWディフェンダー適合モデル=20x9.0J IN35、ランクル300適合モデル=20x9.0J IN55となっている。

凹凸感を強調した立体的な6本スポークを備えた荒々しいスタイリングは、高級SUVの足もとにアクセントを加えるには絶好のデザイン。他にも同社が扱う主力ブランドである「BCフォージド」やネクストジェネレーション「AKフォージド」など、人気ブランドのホイール群も展示され、感度の高いドレスアップユーザーにも注目のブースになっていた。

ラッピングからホイール、サスペンションまでをトータルコーディネートできるパーツ群をブースでアピールしたラガーコーポレーション。愛車の次なるドレスアップ計画を練るには絶好の展示内容であった。