デンソーは、中国で4月23日に開幕する「上海モーターショー2025」に出展すると発表した。「環境」と「安心」におけるデンソーの技術力を実際の製品や事例を通じて紹介する。また、SDV(Software Defined Vehicle)のモックカーを展示し、未来のモビリティ社会での移動空間を体験できる。
環境分野では、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みを紹介する。具体的には、電動車の航続距離延伸に貢献する熱マネジメントシステムや、CO2排出量削減に貢献する電動化製品、サーキュラーエコノミーへの取り組み、電池トレーサビリティシステムなどが含まれる。
安心分野では、快適な空間と交通事故死亡者ゼロを目指す取り組みを体感できる。SDVモックカーを通じて未来の移動を体験できるほか、通信構造の最適化や自動運転システムの技術も紹介される。
デンソーは、これらの技術を通じて地球にやさしく、交通事故のない社会の実現に貢献することを目指している。また、中国における社会貢献の事例として、大学との連携やQRコードの進化についても紹介する予定だ。