フォルクスワーゲンは、『ポロ』誕生50周年を記念した特別なハーレクイン(道化師)テーマのレースカーデザインを発表した。このカラフルな特別デザインは、英国ビセスター・モーションの春季イベント「スクランブル」で初めて一般公開された。
このデザインは、SNSを通じたフォルクスワーゲンファンの投票によって選ばれたもので、選ばれたデザインは、チャンピオンシップを獲得したポロのラリーカーに採用され、50周年を記念する様々なイベントで活用される予定だ。

ビセスターのフォルクスワーゲン展示ブースでは、ヨハン・クリストファーソンのFIA世界ラリークロス選手権(WRX)で多数のタイトルを獲得したマシンのレプリカに、この「バースデースーツ」と呼ばれる特別デザインが施されていた。
このデザインは、1990年代に人気を博したポロ・ハーレクイン特別仕様車にインスピレーションを得た4つの候補から選出された。勝利したペイントスキームは、1980年代風のポップアートパターンと、オリジナルのハーレクイン車のカラーを特徴としている。使用されている色は、シャガールブルー、フラッシュレッド、ギンスターイエロー、ピスタチオの4色だ。

ビセスターでは他にも4台のポロモデルが展示され、50周年を彩った。1975年製の初代『ポロGLS』(イナリシルバー)、チェリーレッドのポロMk2、そして現行世代の「ポロ・ブラックエディション」とスポーティな『ポロGTI』(ブルー&ブラック)が、5世代にわたるモデル進化と世界累計2000万台の販売実績を示していた。