自動車整備機械工具専門商社の株式会社サンコー(東京都港区・永瀨道晴代表取締役社長)は、9月20~21日開催「オートアフターマーケット東北2025(AA東北2025)」と、10月4~5日開催「オートアフターマーケット九州2025(AA九州2025)」に出展し、市場ニーズに応える最新型のタイヤチェンジャーとホイールバランサーを出品する。
同社が両展示会でアピールするのは、デーリックシリーズ・ハイエンドモデルのタイヤチェンジャー「F-550」とホイールバランサー「FW-728」。本年6月開催の「オートサービスショー2025」で参考出品し、来場者をはじめ各方面から大好評だったことを受け、早々に市販化を決定して今秋発売される注目製品だ。
タイヤリフター標準装備で作業者負担を減らす
タイヤチェンジャー「F-550」は、ビード落としからタイヤの脱着までワンセットで完結するセンターロック方式のため、クランプ式と違いリムのキズ付きがない。レバーレス化によりタイヤレバーを使用せずタイヤの脱着が可能で、作業者の負担を大幅に減らすタイヤリフターが標準装備されている。また回転スピードは、使いやすいHI/LO2スピード。スペックは対応リム径13~26インチ、対応リム幅3~15J、電源は3相200V 、重量365kg。
センターロック式のレバーレスモデルはターンテーブル式と比べてやや高価だが、機構の一部をマニュアル操作化することで導入しやすい価格を実現している。

スキルを問わずバラつきのない作業が可能
ホイールバランサー「FW-728」は、作業者の経験値やスキルを問わず、バラつきのない作業を行うための機能が豊富に装備されている。ウエイトの貼り付け作業を正確に行えるオートポジショニングとレーザーマーキングの両方を搭載することで、作業のバラつきを最小限に抑える。このほか、ホイールインナーを明るく照らすLED照明や、アウターリムの自動測定機能など均一的な作業を行える機能を多数装備。スペックは対応リム径10~24インチ、対応リム幅3~13J、電源は単相100V(50Hz/60Hz) 、重量161kg。
通常はこれだけ多くの機能をオプションで追加すると高額になってしまうが、ワングレードとすることで導入しやすい価格設定とし、販売拡大と顧客満足度の向上を狙う。

自動車アフターマーケットの最新商材・セミナー多数
サンコーが出展する「オートアフターマーケット東北2025」と「オートアフターマーケット九州2025」は、幅広い自動車アフターマーケット事業者を対象にした商談型ビジネス展示会。最新の商材だけでなく、いま注目のテーマにフォーカスしたセミナーを通じて情報収集できる。AA東北2025は仙台、AA九州2025は福岡を中心とした地域に根ざした自動車関連サービス事業者の情報交流を促進し、自動車アフターマーケットの健全な発展に寄与することを目的に実施される。両展示会は入場無料だが、専用サイトにて来場事前登録が必須で、主催者セミナーの聴講は予約も必要となる。
■開催概要
名称 :オートアフターマーケット東北2025
会期 :9月20日(土)・21日(日) 10時~17時 ※最終日は16時まで
場所 :夢メッセみやぎ(宮城県仙台市宮城野区港3-1-7)
入場料 :無料(セミナー聴講含む) ※入場には登録が必要
事前登録:専用サイト「申込フォーム」
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名称 :オートアフターマーケット九州2025
会期 :10月4日(土)・5日(日) 10時~17時 ※最終日は16時まで
場所 :マリンメッセ福岡B館(福岡市博多区)
入場料 :無料(セミナー聴講含む) ※入場には登録が必要
事前登録:専用サイト「申込フォーム」