自動車アフターマーケットの最新商材をはじめ、業界の課題や今後の動向を見据えた幅広い情報収集の場となる国内唯一の国際展示会『第23回 国際オートアフターマーケットEXPO 2026(IAAE 2026)』が、2026年2月12日(木)から3日間、東京ビッグサイト東7・8ホールで開催される。
自動車アフターマーケット・ビジネスの活性化を目的に開催され、今回は過去最大規模となる378社(国内246社・海外132社/2025年12月17日時点)が出展を予定。前回(IAAE2025)から国内企業が22社・59小間増加し、国内企業は社数・小間数ともに過去最大となる。
「IAAE 2026」注目の出展カテゴリー
今回、注目の出展カテゴリーとして「カーディテイリング」「大型」「3Dプリンタ」「鈑金」分野で出品を予定されている商材についてピックアップする。
カーディテイリング分野では、ボディ保護のペイントプロテクションフィルム(PPF)を訴求する出展者が多く、アザレアやXPEL JAPAN、STEK-JAPAN、 ONYXHIELD Japan、カーメイクアートプロなど10社以上が出展予定で、PPF市場の拡大や今後の盛り上がりが期待される。
大型分野では、トラック・バスとディーゼルエンジン専門メーカーのいすゞ自動車が前回に引き続き出展し、純正リビルトパーツ「E-PARTS」を出品。グループ会社のUDトラックスも出展する。
3Dプリンタ分野では、Carbon Technologies Nipponやサクライノベーション、 J・3D、城東テクノ、太陽日酸、戸畑製作所が出展。自動車アフターマーケットにおける新たな潮流となる3Dプリンタ関連商材が披露される。
鈑金分野では、車体スキャナー「Instavalo」が披露されるほか、前回(IAAE2025)大きな注目を集めた塗装ロボット「PaintGo」が今回も出品。初出展となる、EUで評価の高いギリシャの補修用塗料や、鈑金塗装に特化したドイツのLED照明も注目だ。
この他、IAAE 2026で、大注目の目玉企画といえる「スキャンツール」コーナーも見逃せない。国産自動車メーカー全12社が出展し、各社の純正診断機が展示。それぞれの純正診断機の特徴などが訴求される予定で、またとない貴重な情報収集の場となる。また、水性塗料を使った「塗装実演」コーナーも注目。今回は塗装のみならず、測色、調色を含めた実演が実施される予定だ。
会場の各ブースでは、IAAE 2026で初披露となる最新商材も少なくない。実際に手で触れたり、目の前で最新商材・サービスのデモンストレーションを見ることができる貴重な機会として、日本各地や海外からの来場者もあり、幅広い自動車アフターマーケット事業者の来場が見込まれる。なお、入場にはIAAE公式サイトにて、来場事前登録が必須となっている。
▼開催概要
名称:第23回 国際オートアフターマーケットEXPO 2026(IAAE 2026)
会期:2月12日(木)・13日(金)・14日(土)10時~17時 ※最終日は16時まで
会場:東京ビッグサイト東7・8ホール(東京都江東区有明3-11-1)


