本職も驚くアイデア！雲雀丘学園とブリヂストンの「サマー合宿」から 1枚目の写真・画像

雲雀丘学園の皆さんとブリヂストンのスタッフ、世界最大のタイヤの前で記念撮影。

発表を真剣な表情で聞いている学生の姿が印象的だった。

サステナビリティ部門長の稲継氏は、いますぐにでもスタートアップ企業などに売り込めそうなタイトルだと感心していた。

現代の課題と実現したい社会を的確に述べている。

ベビーカーの問題点と車いすの問題点の洗い出し。

問題点などを解消したモビリティの設計図はこのようになっている。

シェアリングサービスなど、ハードウェアの改変だけでなく、サービスについても考えられていた。

エアフリーコンセプトは、タイヤに空気が必要の無い、樹脂が組み込まれたタイヤのこと。ブリヂストンが開発し、実用化に向けて開発が進められている。

ただベビーカーから車いすになるだけでなく、シェアリングモビリティにもなるのがポイント。

大胆なデザインが用いられた水陸両用車

離島などに住み移動が大変な方をターゲットにしている。

最初のデザインは船に車輪をたくさんつけたようなデザインだったが、ブリヂストンのエンジニアの意見で変更することになった。

大きなタイヤが特徴的で、シンプルな構造で故障しづらい利点もある。

こちらでもエアフリーコンセプトが利用されている。

情報を収集し問題点を出し、解決のためのアイデアを出す。それを形にするといった体験は貴重な経験のはずだ。

このキャッチコピーはサステナビリティ部門長の稲継氏も絶賛していた。

車いすはどうしても介護者が必要なイメージがある。

これから増える高齢者と、足が不自由な方がターゲット。

斬新なデザインで、バイクのような機動性があるとのこと。

雨天でも問題無く利用できるとのこと。

充電スポットの充実は課題のひとつになるようだ。

自動運転も可能ということで、誰でも利用でき、介護者がいらずいつでも使えるのは魅力的なはずだ。

タイヤを作るグループAの発表。

ふたつのタイヤを作って、どのような性能のタイヤになるかを実験した。

それぞれの素材の特性を考え、組み合わせを変えてタイヤを製作した。

メリット、デメリットを考えながら組み合わせていく。

同じ植物系軟化剤でもパーム油と大豆油で特性が変わる。

結果をグラフにしたところ、予想とは違ったところも。

結果から考察を行った。

考察をふまえて、どんなタイヤが作れるのかも考えた。

2層のアイデアはブリヂストンスタッフも感心していた。

グループAの第2班は、バランスを重視したものはこの組み合わせでタイヤを制作。

走行性を重視したタイヤはこの組み合わせに。

検証結果は、燃費性だけ想像と違った結果に。

その理由は配合の量によるものだったとわかった。7割もの配合を占めるゴムの影響が性能に出やすいという結果に。

サステナビリティ統括部門 部門長 稲継氏。

サステナブル・先端材料統括部門 統括部門長 大月氏。

雲雀丘学園 道北教頭。

製作したタイヤはラジコンに装着し、実際に走らせて性能を確かめた。