「成田シャトル」バス運行開始…両ターミナルからその先へ
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大崎駅西口バスターミナルでの開業式で京成バスの加藤浩一常務取締役は「路線バスは自治体がバックアップすると成功する、という経験則がある」と述べる。大崎駅西口バスターミナルの整備においては、品川区や明電舎の協力が重要だった。
また同じく開業式で芝山町の相川勝重町長は「43便という本数は予想を超えた。成田シャトルが都市と農村との架け橋となって、両者で交流したい」と期待を寄せる。さらに「成田空港の南北格差を解消したい。開港で空港北側が発展した。これから南部も発展させたい」とコメント。
また相川町長は成田空港の機能強化にも期待する。都心とのアクセスが密になることで、「羽田と一体で、“首都圏空港”として機能できる」という。成田国際空港の長田太代表取締役専務も、都心側のターミナルをりんかい線や湘南新宿ラインと接続する大崎駅にしたことで「お台場はじめ臨海部と、神奈川方面へ利用者を展開できる」と述べる。
《高木啓》
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