トヨタ博物館リニューアル…日米欧の自動車発展史が一望できる!
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トヨタ博物館では、2019年の開館30周年に向けて常設展示のリニューアルを段階的に実施している。今年1月の第1弾では、19世紀末の自動車黎明期から1950年代に至る展示内容を本館2階に集約し、8つの展示ゾーンを設けた。今回のリニューアル第2弾では、日本車のみだった本館3階に欧米車を含む常設展示初披露の19台も加えて展示する。
追加車両は、「フォルクスワーゲン タイプ1」(1951年)、「メッサー シュミット」(1955年)、「BMW イセッタ」(1959年)、「クライスラー ヴァリアント」(1960年)、「フォード ファルコン」(1960年)、「ジャガー マーク2」(1961年)、「フィアット ヌォーヴァ 500L」(1972年)、「ロータス エリート」(1961年)、「BMW 1500」(1963年)など19台。既存車両と合わせた合計67台を5ゾーンに展示し、日米欧の自動車が互いに影響を受け、成長し、試練を乗り越えて発展してきた歴史を当時の時代背景とともに紹介する。
今回のリニューアルにより、本館常設展示は、本館2階とあわせ、19世紀末の自動車誕生から現代までの発展を一望できることになる。
また、本館常設展示リニューアル記念展として、「バックヤード収蔵車展」を1月4日から6月25日まで新館2階で開催。常設展示で紹介しきれない車両を、期間中入れ替わりで毎回10台程度展示する。そのほか、関連イベントとしては、講演会、学芸トーク、学芸スタッフによるガイドツアー、走行披露を実施。また、新たな試みとして、クルマと文化を語るイベントを企画し、第1回は「本」をテーマに珈琲を楽しみながら語り合う大人のためのイベントも行う。
トヨタ博物館、本館常設展示のリニューアル完成…日米欧の自動車発展史を一望
《纐纈敏也@DAYS》
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