【プロに直撃!】『DIATONE SOUND.NAVI・NR-MZ200シリーズ』は、どう進化しているのか…。<前編>
レストア
サービス
そこのところを探るべく、2つの有名カーオーディオ・プロショップを取材した。そこで聞かれた生の声を、今日と明日の2日にわたってご紹介していく。まず今日は、広島県の実力店、『M.E.I.』の山本さんにお聞きした話を掲載する。
山本さんは、自社のデモカーにも『NR-MZ200PREMI』を組み込んでいて、かつ、すでに数台のユーザーカーへの取り付けも行ったとのことだ。そうした中で、どのような手応えを得ているのだろうか…。
■細かな改良が丁寧に積み上げられ、音が磨き込まれている。
ズバリ、音についての評価からお聞きした。
山本「従来機である『NR-MZ100PREMI』であれだけの音質性能を示していながら、そこから確実に、さらに良くなっています。細かな改良が丁寧に積み上げられ、音が磨き込まれていますね。
特に、立体感の表現力が上がっていると感じています。サウンドステージがよりリアルになっているんです。解像度がさらに上がり、情報量も増していて、結果、リアルな再現性が引き出されているんでしょうね。
ところで当店では、『NR-MZ100PREMI』から買い替えてくださった方も多くいらっしゃるんですね。それ以前のモデルから買い替えるよりも、『100』から『200』への換装では、音の変化の幅が狭いわけですが、にも関わらず、皆さん大満足されています。
ある方は、男女のツインボーカルの楽曲で、2人の立ち位置の距離感がはっきりとわかるようになった、とおっしゃっていました。『NR-MZ200PREMI』が、サウンドステージをより大きく、ダイナミックに表現しているからこその感想ではないでしょうか」
さらには、こんな話も聞かせてくれた。
山本「お客様の中で、ソースユニットとしてビーウィズの『MM-1D』を併用されている方がいるんですね。そのアナログ出力を、以前は『NR-MZ100PREMI』のAUX端子に接続して聴いていらっしいました。『NR-MZ200PREMI』に換えても同じように聴いている、とのことなのですが、AUXでつないだ音も明らかに良くなった、と感動されていたんですよ。
最近は、ハイレゾ音源に対応したデジタル・オーディオ・プレーヤーを車内に持ち込まれる方が増えていますが、それをクルマの中で聴こうとしたときのもっとも簡単な接続方法が、AUX端子を活用する方法です。
しかしAUX端子は一般的には、簡易的なもの、という位置付けだと思うんです。ところが『DIATONE SOUND.NAVI・NR-MZ200シリーズ』は、こういった部分についてもしっかりと性能が確保されている。ハイエンドユニットですから、ハイエンドシステムにおいていかに実力が発揮できるか、そこだけを追求してもいいと思うのですが、そうではない。本当の意味で、ユーザーフレンドリーな製品になっていますよね」
■『NR-MZ200PREMI』+『DS-SA1000』のデモカーを製作予定!
さらには、以下のような利点もある、とのことだ。
山本「USBに保存した動画ファイルを再生できることも、嬉しいポイントですね。動画はDVDでしか観られないとなると、いろいろと面倒なんですよ。DVDに焼くという作業自体が面倒で、しかも途中でエラーになることも少なくない(笑)。この点においても、使いやすい製品に仕上がっていると思います」
ところで『M.E.I.』では、『NR-MZ200PREMI』を搭載しているデモカーのシステムレイアウトを、年明け早々にも変更する予定だと言う。
山本「現状のデモカーでは、『NR-MZ200PREMI』の内蔵アンプで、同じくダイヤトーンのエントリースピーカー『DS-G20』を鳴らしています。そこから一気にハイエンドシステムへと、ユニットレイアウトを変えようと思っているんです。使用するスピーカーは、最新ダイヤトーンのフラッグシップ、『DS-SA1000』です。
『DS-SA1000』は今現在、店頭のデモボードで鳴らしているのですが、とんでもないスピーカーですよね。誰が聴いても、このスピーカーの凄さに驚くと思います。これを使って、最高峰のサウンドをデモできるクルマを作りたいですね。『NR-MZ200PREMI』との組み合わせならば、大丈夫だと思います。
順調にいけば、1月中には完成しているはずです。『NR-MZ200PREMI』、そして『DS-SA1000』のことが気になっている方は、そのころ、ぜひぜひお店までお越しください」
山本さんのお話を聞いて改めて、『NR-MZ200PREMI』の良さを再確認することができた。『NR-MZ200PREMI』が順当な進化を遂げているのは確かだ。
『DIATONE SOUND.NAVI』ならば、純正スピーカーのままでも確実にサウンド・クオリティを上げることができる。そして、超ハイエンドシステムの構築も余裕でこなす。その音を未体験ならば、すぐにでもお近くの取り扱いプロショップまで足を運んでみよう。情報は『DIATONE SOUND.NAVI』のHP中の「デモカー展示店情報」ならびに、「試聴会情報」のコーナーで確認できる。ぜひ。
《太田祥三》
この記事の写真
/