燃費を気にするなら、スパークプラグは早めの交換が正解!…NGKスパークプラグ
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◆スパークプラグが大切な理由とは
----:今回はスパークプラグについて自動車の好きな人だけでなく、一般の方、とくに女性の方にも知っていただきたいということで、日本特殊陶業の女性の方に来ていただきました。
自動車営業本部 市販部 森 志乃氏(以下敬称略):はい、よろしくお願いします。実をいうと私自身も、日本特殊陶業に入社するまではスパークプラグというものをまったく知りませんでした。でも、入社後に勉強していく中で、自動車が走るうえでとても大切なものだと知りました。
自動車営業本部 市販技術サービス部 服部文奈氏(以下敬称略):私もまったく同じですね。正直なところ、スパークプラグが自動車の中で何をしているのか知ってる女性はなかなかいないと思います。でも、これは家計の節約やエコにも直結するお話。自動車に乗っている女性の皆さんには、ほんのちょっとだけでも関心を持ってもらえたら嬉しいです。
----:女性は環境意識の高い人が多いですし、そのうえ節約にもなるなら、基本的なことだけでも知っておいた方がいいですよね。
◆そもそもスパークプラグの働きって何?
----:では、スパークプラグがどんなことをするパーツなのか、森さんから改めて説明していただけますか。
森 :クルマのエンジンは、燃料であるガソリンと空気を混ぜた「混合気」を爆発的に燃焼させて、その力で車を走らせます。その中で混合気に火を点けることがスパークプラグの役目なのです。
----:スパークプラグがなかったら混合気は燃えないので、エンジンがかからない。クルマは1ミリも前に進まないことになりますね。でも、エンジンには他にもスパークプラグと同じくらい大切なパーツがたくさんあります。たとえばピストンとか。とりわけスパークプラグの大切さを強調するのはどうしてでしょうか。
森:それはスパークプラグが定期的に交換する必要のあるパーツだからです。エンジンのパーツはどれも大切ですが、そのほとんどは、突発的な故障のとき以外は、定期的に交換する必要がありません。でも、スパークプラグは違います。性質上、消耗が避けられません。少しずつ性能が低下していくので見過ごされがちですが、車の性能を維持するためには定期的な交換が必要なんです。スパークプラグの定期的な交換を怠ると、気づかないうちに車の調子や燃費が悪くなっているかもしれないですよ。
服部:もし、いつまでもスパークプラグを交換しないままにしていると、最終的にはエンジンがかからなくなってしまいます。実際にそこまで深刻なトラブルになることはまれですが、スパークプラグの消耗に伴って、パワーが低下したり燃費が悪くなったりするといった問題は確実に起こります。たとえ気がつかなくても、パワーやガソリンをロスさせていることになりますから、スパークプラグは愛車をコンディションよく保つために忘れてはならない、大切なパーツなんです。
◆軽自動車のスパークプラグは早めの交換を
----:スパークプラグは次第に性能が低下するということですけど、点検などでそれを確かめる方法はあるのですか。
森:スパークプラグは電極にとても高い電圧をかけて火花を飛ばすので、その部分が消耗、つまり電極がどんどん減って丸みを帯びてきます。この消耗がスパークプラグの性能低下の主な原因で、ほかにも中心電極周辺のセラミックス部分が汚れてしまうこともあります。
服部:数年前は、自分で愛車のスパークプラグを取り外して点検や交換をするといったことが、わりと一般的に行われていたそうですね。でも、今の自動車はエンジンルームの中にぎっしりパーツが詰まっていて、スパークプラグを取り外すだけでもかなり難しくなっています。ですから、点検するならディーラーや整備工場など信頼できるお店に依頼することをオススメします。また、交換の目安としては、一覧表の走行距離を参考にして判断するといいですよ。
----:軽自動車は普通自動車の半分の距離で交換しないといけないのですね。
森:軽自動車は小さなエンジンで必要なパワーを出しているのでエンジンの回転数が高いんです。つまり、同じ走行距離であっても、スパークプラグが火花を飛ばしている回数が普通自動車よりもずっと多いんです。そして、その火花が飛んだ回数が消耗に大きく影響します。ですから、早めの交換が必要となります。
----:軽自動車だから手をかけるまでもない、ではなくて、軽自動車だからこそ早めの交換が必要なんですね。
◆新車装着のイリジウムプラグは長寿命とは限らない
森:もう一つ、軽自動車には注意点があります。それは新車に取り付けられているスパークプラグについて。今では普通自動車でも軽自動車でもほとんどのモデルでイリジウムプラグが新車装着されています。ですから普通自動車は新車から10万キロ交換しなくてもいいといえるのですが…。
----:イリジウムプラグは普通自動車10万キロ、軽自動車はその半分の5万キロということですね。
服部:いえ、それが違うんです。イリジウムプラグには、両貴金属タイプと片貴金属タイプの2つがあります。両貴金属タイプは長寿命ですが、軽自動車に多く採用されている片貴金属タイプはイリジウムプラグならではの強力で確実な火花が得られる一方で、寿命は一般プラグと変わりません。ですから、軽自動車で新車装着のスパークプラグがイリジウムプラグだとしても、それが片貴金属タイプの場合は1万キロで交換した方がいいんです。
----:1万キロというと、走行距離の少ない人でも、最初の車検までには交換した方がよさそうですね。これを怠ると、燃費が悪化してしまうと。
森:そうです。もう一つ付け加えると、消耗したスパークプラグは火花が飛びにくくなるのですが、それでもなんとか火花を飛ばそうとして、ほかのパーツ、たとえばイグニッションコイルなどが必要以上に頑張ってしまうんです。言葉を換えると、無理がかかるということ。つまり、消耗したスパークプラグを交換しないと、ほかのパーツまで故障する危険が高くなってしまうんです。
----:故障を未然に防ぐ、予防整備の意味でも、スパークプラグを早めに交換した方がいいということですね。
◆プレミアムRXプラグでガソリン節約
----:スパークプラグを交換するときは、新車時に装着されていた品番と同じものを選ぶのが一番オススメなのでしょうか。
森:もちろん新車時に装着されていた品番でも問題ありませんが、より高性能で長寿命な『プレミアムRXプラグ』をオススメします。このスパークプラグは新素材「ルテニウム」を世界で初めて配合した中心電極を採用し、外側電極の形状も工夫することで高性能なイリジウムプラグと比較しても、さらに優れた性能を発揮します。
服部:弊社で実施したテストで、プレミアムRXプラグは一般プラグと比較して燃費が2.2%アップすることが確認できました。軽自動車でプレミアムRXプラグを交換時期である6万キロ使用した場合、ガソリン代を節約する効果は一般プラグとの比較で約1万3800円。イリジウムプラグとの比較でも約6600円にもなるんです。
----:一般プラグより高価なプレミアムRXプラグですが、むしろ経済的なんですね。
服部:ガソリン代の節約効果の他に、交換期間から換算してもプレミアムRXプラグは十分に経済的です。軽自動車に多い3気筒エンジンで比較しますと、プレミアムRXプラグ(LKR6ARX-P)に交換していただくとスパークプラグの合計金額は2400円×3本で7200円。これで6万キロまで交換の必要がありません。一般プラグ(LKR6C)ですと、6万キロ走行するには5回の交換が必要ですので830円×3×5回で1万2450円と、倍近い費用がかかります。
森:NGKスパークプラグでは、こうしたスパークプラグの節約効果や特徴を、女性にもわかりやすいパンフレットにしています。自動車にあまり詳しくない女性の方でも、スパークプラグを知るきっかけになると嬉しいです。
----:インタビューをしていくうちに感じたのは、スパークプラグを交換するなら、燃費節減効果が高く、長寿命なプレミアムRXプラグがオススメということ。1本の価格が高くても、ガソリン代の節約効果と長寿命であることを考えればとても経済的なカーライフになるということだ。ぜひ参考にして欲しい。
【NGK プレミアムRXプラグ】
スパークプラグメーカーとして世界シェアトップを誇るNGKスパークプラグが、最強のスパークプラグを目指して開発したのがプレミアムRXプラグ。従来のイリジウムプラグを超えるため、中心電極にルテニウムを配合した。これにより長寿命化を果たし、同時に外側電極に白金チップの突き出し電極を採用することで、さらに着火性を向上。パワーアップや低燃費、始動性向上などを実現している。
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燃費を気にするなら、スパークプラグは早めの交換が正解…NGKスパークプラグ
《山田正昭》
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