【カーオーディオ・マニア】スズキ ワゴンRスティングレー by Warps 前編(オーナー:ゆっぴさん)
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◆子供の頃からクルマと
カスタムが大好きだった
父親がクルマのショップを営んでいたというゆっぴさん。子供の頃からクルマに親しんで、イベントにも父親に連れられて出かけていたという純粋培養のカスタムユーザーでもある。そんな環境だから本人も小さな頃からカスタムに興味を持ったのは当然と言えば当然、「いつかは自分でクルマのショップを持ちたい」と将来の夢を描いていたという。
学校を卒業してから普通の事務の仕事についたゆっぴさんだったが、やはりクルマの仕事への思いが捨てきれず、カスタムショップの門を叩くことになる。念願のクルマ屋さんに勤めはじめたころ、沖田さん(現在はWarps代表)と出会うことになる。この出会いが今も続くオーディオカスタムへのきっかけとなったのだ。
沖田さんのゆっぴさんに対するファーストインプレッションは「男みたいな性格」「身長高いな~」だったとか。しかしそのさばさばした性格から沖田さん達とも打ち解け、仲間になっていくのだった。カスタムのイロハを教え込まれ、ますますクルマ好きになっていく。カスタムデザインにも興味を持ち、自分のクルマにもカスタムを施すようになっていくのも、そんな出会いがあったからこそだ。
◆イベントでオーディオへの
興味が一気にブレイク
ショップで働き始めてからは自分のクルマにカスタムすることも徐々にはじめている。他のクルマを見る側から、いよいよ自分のクルマをデザインする側へと進化していく時期でもあった。いろんなクルマを見ては愛車のカスタムを模索していたという。さまざまなカスタムスタイルを見て自分ならではのスタイルを探し求めていた。しかし現在のクルマのスタイルからは想像できないが「当時はまったくオーディオには興味が無かったんです」というゆっぴさん。
そんなカスタムスタイルが大きく方向転換するのがオーディオイベントへの参加だった。ショップのスタッフとしてACGに参加することになったことからなにもかもが動き出す。初のオーディオイベントに若干緊張気味のゆっぴさん。しかし「イベントの雰囲気がすごく良かった」こととオーディオカーの楽しさをリアルに体験することでカーオーディオの世界に一気に引き込まれていったという。こうして自分のクルマへもオーディオカスタムを施したいという熱が高まっていくことになったのだった。
◆カスタムが完成したときは
ニヤニヤが止まらなくなった
自分のクルマへのオーディオカスタムをはじめたオーナー。現在乗るワゴンRスティングレーのカスタムをオーダーしたのは仲間としてもオーディオの世界での先輩としても信頼している沖田さんだった。沖田さんがWarpsを立ち上げて程なくしてショップを訪れ、カスタムの相談をはじめている。「注文の決め手は“沖田さんのごり押し”でした~」とゆっぴさんが笑って話せるほど、ショップ代表とユーザーという枠を超えてふたりの関係はフレンドリー。まさに仲間感覚でカスタムをプラン&インストールしていった。
もちろんカスタムに対する思いは強く「女の子っぽさを出さないで」「奥行きを感じさせるデザインで」など、自分がクルマに込めたいデザインをどんどん沖田さんにぶつけていったという。そんな熱い思いを受け止めてカスタムプランを作り上げていったことでゆっぴさんと沖田さんの信頼関係はさらに厚くなっていく。
「カスタムができあがったときには嬉しくって。ずーっとトランクの前でニヤニヤしながら聴いていました」というほどカスタムの出来映えには満足している。思った通りのデザインができあがった喜びで満足感は最高潮のオーナー。すぐさまオーディオイベントにデビューするなど、積極的にカスタムオーディオシーンに関わっていくこととなる。オーディオカーを完成させると同時にオーディオ仲間がどんどんまわりに集まってくるようになる。オーナーの交友関係も次々変化していくのもオーディオがきっかけだった。
次回はカスタムへのこだわり、さらにはオーディオを通じて巡り会った仲間、さらにはオーディオを通じて知り合ったパートナーについて語ってもらったのでお楽しみに。
car audio newcomer! U-23 スズキ ワゴンRスティングレー(オーナー:ゆっぴさん) by Warps 前編
《土田康弘》
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