【カーオーディオ・マニア】トヨタ マークX by リクロス 前編(オーナー:猪木雄太さん)
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◆卒業後にクルマを買うために、高校時代はバイトに明け暮れる…。
今やカーオーディオ好きとなっている猪木さんだが、実は筋金入りのクルマ好きでもある。まずは、クルマに興味を持ち始めたきっかけから教えていただいた。
「クルマへの興味は子どもの頃から持っていました。物心ついたときには、身の回りにミニカーもたくさんありましたし。知らず知らずのうちにクルマ好きにさせられていたのかもしれません(笑)。父親の乗っていたマニュアルの“マークll”に憧れていた時期もありました。マンガの『頭文字D』もめっちゃ読んでました。今でも読んでます(笑)。
高校に通うようになってからは、免許を取ったらクルマを買えるようにと、バイトを始めて貯金を開始しました。
部活とバイトに明け暮れましたね。平日は学校に行く前に毎日、朝5時から8時まで宅配便の会社で荷物の仕分けの仕事をやり、放課後は部活、そして週末にはコンビニで働きました。
途中、他に欲しいものができたりもしたので、すべてを貯めていたわけではありませんが、ある程度は貯金することができました。
高校を出て就職をして、最初の3カ月間くらいは家のクルマに乗っていたのですが、運転にも慣れてきたので、いよいよマイカーの購入に踏み切りました。新車の“ワゴンRスティングレー”を。貯金を頭金にして残りはローンを組んで。ぶつけることもあるだろうと軽にしたのですが、勢いで新車にしてしまいました(笑)」
◆大きな音で音楽を聴くとドアがビビる。その悩みを解消する方法があることを知り…。
高校を出た段階で新車を買う頭金を持っていたというところには、ただただ恐れ入るばかりだ。目的を持って働き、そして部活にも励み、猪木さんは充実した高校生活を過ごす。そして卒業してほどなくして、念願のマイカー生活をスタートさせた、というわけだ。
ちなみに、“ワゴンRスティングレー”を選んだ理由はなんだったのだろうか。
「当時の軽カーの中では、“ワゴンRスティングレー”が一番好きだったんです。特にヘッドライト回りのデザインが気に入っていました」
その“ワゴンRスティングレー”時代に、猪木さんはカーオーディオと出会うこととなる。
「クルマを買って2度目の誕生日が来た頃に、会社の同僚のクルマの音を聴いて、こういう世界があることを知ったんです。身近なところにカーオーディオを趣味としていた人がいたんです。
それ以前は、カーオーディオにはまったく興味を持っていませんでした。ただ、いつも大きな音で音楽を聴いていて、そうするとドアとかビビったりしますよね。それには不満を持っていたのですが、大きい音で聴くのだからしょうがないと諦めていたんです。
しかし同僚のクルマでは、大きい音で鳴らしてもドアがビビらないんですよ。カルチャーショックを受けました。そして、こういうお店があるんだよと『リクロス』を紹介してもらったんです」
◆まずはスピーカー交換から始め、音の変わりように大感動!
こうして『リクロス』の存在も知り、猪木さんは同店の門を叩く。
「ここに来る以前は、カーショップ的なところに入ったことはありませんでした。興味を持っても、入っていく勇気が持てなくて。でもここには、紹介だったので気軽に入ることができました。来る前にいろいろ聞いていたので、不安はなかったです。池田さん(『リクロス』代表)も聞いていたとおり、話しやすく気さくな方でしたし(笑)。
そして試聴機やデモカーの音を聴いて、ますますカーオーディオに興味を持ちました。で、2回目に来たときにはもうスピーカー交換をすることに決めて、プランの相談を始めました。
最初に選んだスピーカーは『フラックス』です。8万円くらいの製品でした。それを取り敢えずはデッドニングとかせずに、最低限の取付工賃ですむようなメニューで取り付けてもらいました。
めちゃくちゃ音が変わりました。感動しましたね。そこでの感動が大きかったので、次のステップに進みたくもなり、それからしばらくして、デッドニングの施工とパワーアンプ付きのDSPの導入を実行しています。
またもや大きく聴こえ方が変わって。ここで完全にハマりましたね(笑)。もう純正オーディオの音には戻れないと思います」
猪木さんがカーオーディオと出会ったことは、必然だったようにも思える。そして、これと出会ったことで、猪木さんのカーライフはますます充実したものになっていく。そのあたりについての詳細は、次回にじっくりとお伝えしていこうと思う。次週もお読み逃しなきように♪
car audio newcomer! U-23 トヨタ マークX(オーナー:猪木雄太さん) byリクロス 前編
《太田祥三》
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