あの日々が蘇る! “ ハイソカー ” の先駆け「ローレル 」の誕生50周年 … 日産村山工場跡地に名車たちがズラリ!
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イベントレポート
日産『ローレル』の発売は1968年4月。この日でちょうど50周年を迎えた。当時の日産村山工場で生産された縁から同店が協力し、全日本ダットサン会のブルーバード510クラブが音頭を取っての開催となった。
ローレルは“ハイオーナーカー”の先駆けといわれる。『ブルーバード』より上級で、法人需要の高い『セドリック』とは違った、個人ユーザー向けの車として企画された。だからライトバンなどの商用車を設定していなかった。
フロント:マクファーソンストラット、リア:セミトレーリングアームの4輪独立懸架のプラットホームに、1966年に日産と合併したプリンス自動車直系のG型1.8リットル直列4気筒SOHCエンジンを搭載。また、ラック&ピニオン式のステアリングを採用するなど、技術的にも優れた車だった。
1970年には日産初のピラーレスハードトップである2ドアハードトップモデルが追加され、エンジンは1.8リットルに加え、2.0リットルの高性能ユニットG20型を追加。SUツインキャブを装備した、スポーティな「2000GX」も設定された。
この日集まったのは、初代のC30型。ノーマル状態を維持している「デラックスB」やマイナーチェンジで14インチホール&タイヤを履く「GL」などセダンが3台、白・赤・シルバー・オレンジのボディ色がそろったハードトップ「GX」が4台。首都圏を中心に、新潟や長野からも元気に走ってきた。また、510クラブからブルーバード3台と『サニー・クーペ1000』1台も展示された。
この日は天気にも恵まれ、近くにあるプリンスの丘公園での記念撮影や、村山工場跡地周辺里帰り走行、C30型の車両企画を担当したOBらによるトークショーなどが行われ、終日ローレル話に花が咲いた。
ローレル が誕生50周年…日産村山工場跡地に集結
《嶽宮 三郎》
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