完全自動運転車両の開発・販売に取り組むチューリングは、「GWのお出かけに関する調査」を実施。6割以上の人が自動運転によるGWドライブの心配ごと解消に期待していることが明らかになった。
調査は全国の20から60代の男女を対象に、 Webアンケートで4月18日に実施。200名からの有効回答をまとめた。
まず、GWのお出かけ予定について尋ねたところ、今年何かしらのお出かけをする予定の人が56.5%で、昨年のGWにお出かけをした人の45.5%から11ポイント増えた。全体の傾向としては去年と比べて大きな変化がなく、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の規制が緩和されたことでの影響はあまりないことが読みとれた。
次に今年のGWに出かける予定の人に、お出かけの移動手段について尋ねたところ、「車」が85.5%と最も多く、次いで「新幹線」が21.4%という結果になった。こちらの調査項目も去年と比べて大きく変化はなく、新幹線や電車などと比べ、圧倒的に車で移動する人が多いことがわかった。
移動手段に車を選んだ人に理由を尋ねたところ、「運転が好きだから」が54.8%と最も多く、次いで「車でいろいろな場所をまわる予定だから」が51.0%、「ラクだから」が47.2%と続いた。一方、心配なことについては「渋滞」が71.0%で最も多く、「運転の疲れ」が40.0%、「交通事故」が36.5%と続いた。
このような心配ごとを自動運転が解消してくれると思うか尋ねたところ、「とても解消する」「やや解消する」が合わせて63.5%。6割以上が自動運転は心配ごと解消に繋がると思っていることがわかった。具体的にどんな心配ごとが最も解消すると思うか尋ねたところ、「運転の疲れ」が48.0%で最も多く、「交通事故」が27.6%、「渋滞」が18.9%と続いた。年代別では60代の59.3%が「交通事故」が解消すると回答しており、60代の6割以上が運転に不安があり交通事故が解消されることに期待していることが読みとれた。