【トヨタ ハイエース】2023年最新版!足元をさらに“強く”魅せるおすすめホイール9種 | CAR CARE PLUS

【トヨタ ハイエース】2023年最新版!足元をさらに“強く”魅せるおすすめホイール9種

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【トヨタ ハイエース】2023年最新版!足元をさらに“強く”魅せるおすすめホイール9種
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カスタムベースとして長年愛され続けるトヨタハイエース』、現行の200系のデビューは2004年だ。それ以来足まわりはほとんど変更が加えられていないため、全モデルで共通のホイールが使え適合ホイールは膨大な数に上る。

しかしP.C.D.=139.7、6穴、ハイオフセットというなかなか珍しいホイールスペックを持つだけに、他車種用からの流用はまず不可能。ほとんどの場合がハイエース専用サイズとして設定されている。

そんなハイエースの特徴はロワード、リフトアップ、オフ系、キャンピング、スポーティ、トランポなど、多様なカスタムスタイルを1台で実現できるパーツが用意されている点。それだけにホイールのラインアップも多種多彩。オフ系タイヤやホワイトレター、ロープロファイルタイヤなど組合せるタイヤも制約がなくスタイリングはまさに自由自在だ。そんなハイエースカスタムの最重要キーワードになる、ホイールチョイスをリアルマッチングで実践してみよう。

◆レイズ【チームデイトナ M9+】

レイズの数あるブランドの中で、最もオフ色が強いモデル群を擁するチームデイトナ。その中でも王道のヒットモデルとなっているのが「M9」だ。9交点のメッシュデザインはディスク面を広く取ったディッシュデザインに近いモデル。しかもリムの外周部にビードロック風のリング処理を施すことでオフロードモデルのイメージを色濃く反映させているのもヒットの秘密だろう。

そんなM9が新たに「M9+」となって2023年の8月にデビューした。リムフランジ部分への“TEAM DAYTONA”のロゴをマシニング処理するなど、ヒットモデルを正統進化させたデザインとしている。

M9+にはすでにハイエース適合モデルが用意されている。もともと4WDなどのオフ車をターゲットにしてデザインのM9+が、オフロードタイヤとの組合せ&リフトアップを施したハイエースにもドンピシャ決まることから注目度も高い。

リム部のドリルド処理を施したビードロック風デザインに加え、さらにリムフランジをディスクとの間を大きく落とし込むデザインで別体感を演出する手法も見どころ。ハイエースにオフテイストを注入するには絶好のホイールとなった。

◆レイズ【チームデイトナ M8】

レイズのオフ志向のブランドであるチームデイトナにラインアップされている「M8」。もちろんハイエースへの適合モデルも用意され、1BOXボディにオフロード・テイストを取り入れるには絶好のモデルとなっている。同ブランドのM9+がディッシュに近いデザインだったのに対して、こちらのM8はやや粗めのメッシュで軽快感を引き出しているのも特徴。

スポークはそのままリムに接合し、ディスク面の広さを強調している。リムフランジ部分は切り欠き処理を施し、立体感を演出しているのも独特なデザインだ。加えてドリルド処理によるビードロック風のデザインを込め、オフロードテイストを表現できるわかりやすいデザインを込めているのも人気の秘密だろう。

今回チョイスしたのカラーリングはダークブロンズ。マット調のカラーはオフロードタイヤとのマッチングも良く、アウトドアでの走行で映える足もとになっている。同モデルにはマットブラックも用意され、こちらもワイルドテイストでオフで映えるデザイン。ハイエースにオフ系足まわりを導入するには、まさに王道といえる1本だ。

◆レイズ【ボルクレーシング TE37SB】

カスタムの方向性でいくつもの表情を持たせることができるのがハイエースの魅力のひとつ。中でも1BOXのボディ形状だからこそ可能なのがトランスポーター的なカスタムアレンジだ。実際にモータースポーツシーンでレースギアを積み込むサポートカーとしてハイエースを用いるケースもある。そんな時に足もとを飾るのはリアルレーシングを感じさせせるホイールであって欲しい。

レーシーなスタイルにはボルクレーシングのTE37は最適な相棒になる。バリエーション豊かなTE37の中でもハイエースへの適合を考慮して設計されているのが今回マッチングした「TE37SB」だ。

ハイパフォーマンスな鍛造ホイールをさりげなく履きこなすことでモータースポーツシーンに溶け込むフォルムにしたのがこだわり。しっかりJWL-T規格をパスして強度的にも安心感満点の同モデル。しかし鈍重なフォルムにならないようにやや幅広のスポークは薄型設計にしている。

またスポークのセンター側にはひれ状の処理を加え、強度と足長デザインを両立させているのも見どころ。モータースポーツにおけるサポートカーを気取るハイエースならではのスタイルを楽しもう。

◆MID【RMPレーシング R26】

ハイエースのスポーツテイストを引き出すべくマッチングさせたのはMIDのスポーツブランドであるRMPレーシングR26」。スポーティなホイール群を擁する同ブランドだが、多種多様なカスタムスタイルを受け入れるハイエースに走りイメージを注入するにはベストチョイスとなる。

マッチングしたR26は18インチ×8.0Jのサイズであり、9mm程度のオーバーフェンダーとロワードを施すことでハイエースにピタリとフィットするサイズ感(ノーマルフェンダーに合う16インチ×6.5Jも用意される)。ホワイトレタータイヤを組合せることも多いハイエースだが、ここではあえてブラックレタータイヤを組合せて18インチ+50偏平のタイヤで走りのイメージを引き出している。

ホイールのデザインとしてはハイエースの大柄なボディに負けない2×6の力強いスポーク形状がマッチする。カラーリングはディープチタンシルバーと呼ばれるやや青みがかったカラーをチョイス。目立ちすぎずオシャレに足もとを彩るには願ってもないカラーリングとなった。スポーティをハイエースに取り入れるにはこの組合せは見逃せないホイールだ。

◆レイズ【ボルクレーシング TE37XT】

デザートレースを疾走するレーシングトラックはアメリカらしいモータースポーツカルチャーの1つだろう。そんな海外のトラックの足もとを支える目的で設計されたのが、ボルクレーシング「TE37XT」だ。ネーミングのT=トラックを念頭にいたかなり尖ったモデルであり、他のTE37とは異なるフラット感が特徴。

ハイエースへの適合モデルも用意され、アウトドア志向+走りイメージを強調するためのカスタムスタイルにぴったりのホイールだ。チョイスしたカラーはブラストブラックで、フラットなディスク面との組合せでヘビーデューティな表情を見せるワイルド系の足もとコーディネートとなった。

そんな素性のホイールなので、もちろんオフロードタイヤとのマッチングも絶好。あえて16インチが設定されているのは、ハイトのあるタイヤとの組合せでオフの力強い足まわりを作ることを想定してだろう。

リム外周部にVOLK RACINGのロゴ&ラインのマシニング処理を加えるなど存在感も満点。派手なホワイトレタータイヤとの組合せでもホイールをアピールできるデザインとした。

◆レイズ【ベルサス VV21SX】

ハイエースは色々な方向性のカスタムが楽しめるのが、大きな魅力のひとつ。オフテイストにもトランポ志向にも、レーシーな味付けもOK。その中でも王道カスタムのひとつなのがロワードを前提のカスタムスタイルだ。

そんな嗜好にぴったりのホイールは、ドレスアップ派から熱い支持を集めるレイズのベルサス「VVS21SX」。今回マッチングさせたサイズは、20mm程度のオーバーフェンダーとロワードを組合せることでマッチング可能なチューナーサイズだ。

そんなVV21SXは、ベルサスの中でもSUV系をターゲットにした少し異端な立ち位置のモデル。ただし元々がドレスアップ向けのブランドだけに、センターキャップは小振りなデザインを採用。スタイリッシュさが際立つ細身のY字スポークが美しい。

またリムフランジには“スピードブリックリム タイプ1”を採用して、オフ系モデルのビードロック処理とは異なるスポーティなテイストを演出。ハイエースにホワイトレタータイヤを組合せるコーディネートにも、ドンピシャにはまる同モデル。ロワードフォルムのハイエースを引き立てるなら鉄板の1本だ。

◆レイズ【グラムライツ 57XR-X】

鋳造のスポーツホイールブランドであるレイズのグラムライツ。ドリフト競技などで活躍するコンペティティブなラインアップを数多く擁している。中でもグラムライツ「57XR」は細身の2×6スポークデザインを備え、86やシルビアなどの走り系のモデル群をターゲットにした本物志向のスポーツホイールとして定評がある。

そんな57XRをSUVや4WDに向けて進化させたのが「57XR-X」。ランドクルーザープラドやハイラックス、そしてハイエースに向けたラージP.C.D.対応が特徴だ。そんな4WD車向けのスポーツモデルという位置づけの57XR-Xは、ハイエースの足もとをスポーティに彩るにも絶好。

4WD向けのリファインを行った同モデルだが、軽量化を追求するブランドコンセプトは不変だ。象徴的なのはリムのウェル部に“スピードブリックリム タイプ1”と呼ばれる肉抜き処理を施し、軽さと強度アップを同時にこなしている点だろう。

さらにトップ面はホイールの大径感を強調する、リムオーバーのデザインを採用。スポークのサイド面にマシニングによるロゴを込めるなど、デザイン的にも斬新な処理が光る。スポーツテイスト溢れるホイールを、オフ系タイヤと組合せるアレンジが楽しめるホイールとなった。

◆MID【ガルシア パーム8】

近年オフ志向のカスタムスタイルも多いハイエースでは、オフタイヤと組合せて映えるホイールに注目が集まっている。中でも異彩を放っているのがMIDガルシア パーム8」だ。ディッシュ面に8つの穴を穿った“レンコン”フォルムがアイコニックなデザイン。往年の4WD車向けホイールのデザインアイコンでもあり、クラシカルな4WDカスタムの雰囲気を足もとに取り入れるには絶好のスタイリング。

一方で当時の4WDシーンを知らないユーザーが見ると「丸穴がカワイイ」という評価にもつながっている。アウトドア志向のカスタムと合わせた時も、丸みを帯びたデザインがフィットするようだ。

お好みで貼れるステッカーが標準で3色で付属し、オプションでさらに6色あるので合計9色のステッカーから選んでカスタマイズを楽しむことができるので、例えばアースカラーのボディ色や丸目のヘッドライトなど、ハイエースに投入されるクラシック寄りのカスタムにもピタリと決まるのもこのホイールの魅力。

レトロでナチュラル志向のイメージを、ホイールチョイスで足もとに取り入れるには程よい塩梅のデザインだといえる。オフ系のワイルドな足まわりには今回選んだセミグロスブラック/ヴァーレイポリッシュがフィットするが、よりポップな雰囲気を引き出すにはメタリックグレー/ポリッシュを選ぶのも良いだろう。

◆MID【ナイトロパワー M26クロスファング】

尖ったデザインを次々投入して、オフロード系のワイルドなテイストを進化させ続けているMIDの「ナイトロパワー」シリーズ。荒々しいトレッドパターンを持つオフロードタイヤとも相性が良く、足もとのコーディネートだけでオフの香りを愛車に取り入れることができるホイール群を揃える。

今回ハイエースにマッチングさせたのはナイトロパワー「M26クロスファング」。開発テーマとなったのは、ゴツゴツのトレッド&サイドウォールを持つオフ系タイヤに迫力負けしない存在感あるデザインだ。チョイスしたカラーリングはブラックメタリック/ミラーカット。

スポークやリムフランジ部分に造形を浮き上がらせる印象的な配色で存在感&派手さはピカイチ。リムフランジ部には牙をモチーフにしたファングブロックを配置するなど力強さも際立つモデルだ。

また6対のツインスポークはリムフランジにまでつながるデザインに加え各部に鋭角なエッジ処理を施す点も見どころ。ヘビーカスタムした車両はもとより、シンプル系の車両にインパクトあるタイヤ&ホイールを組合せて個性を引き出すにも絶好のチョイスだ。

《土田康弘》

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