BMWは昨年同様、オートサロンに相応しいMパフォーマンスパーツの訴求を目的とした展示を行っていた。『M3ツーリング』、『M2クーペ』、『i5』それに『8シリーズクーペ』などが展示されていたが、そのいずれもにMパフォーマンスのパーツが装備されていた。
中でも興味をそそられたのは、M2クーペに装着されていた「センターロックホイール」である。ご存じの通りF1をはじめとしたレーシングカーはその作業性の良さからセンターロックホイールを採用している。過去にはノックオンハブを装備したセンターロックホイールが海外の市販スポーツカーに採用されていたケースがあるが、今ではとんと見かけない。
今回登場したこのホイールは軽量な鍛造アルミホイールが採用されている。既存のM2クーペなどに装着することができるが、ハブの交換などが必要で、ホイール4本とハブ交換を含むその料金は300万円近くに達するというから、おいそれと交換というわけにはいかないだろうが、確実にバネ下重量の低減には効果的で走りが変わることも間違いないだろう。
他にも極太の4本出しマフラーなど如何にも性能向上に効果のありそうなパーツがふんだんに繰り出されていた。