新電元工業と高島は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に「運営参加サプライヤー」として会場運営に参画し、会場内の業務用車両駐車エリアにEV充電器の設置および保守を行うと発表した。
会場には新電元工業が製造販売するEV用「見せない普通充電器 PM-CS09シリーズ」が設置され、高島が設置工事を行う。万博開催期間中は、運営スタッフの通勤車両や営業車両のほか、警護人員の移動用車両等に24時間体制で充電環境が提供される予定だ。
2025年日本国際博覧会は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに2025年4月13日から10月13日まで大阪市で開催される。
新電元工業は、パワー半導体や車載電装品などを主力とするパワーエレクトロニクスメーカーだ。同社は早くからEV市場向けに90kWや150kWクラスの充電器を提供し、最新EVの充電体験をアップデートしてきた。
高島は、建材事業、産業資材事業、電子・デバイス事業を展開する商社だ。今回の万博への協賛では、高島グループの施工機能を提供している新エネルギー流通システムと協業し、設置工事を行う。両社は、この取り組みを通じて脱炭素社会の実現に貢献することを目指している。