横浜の日産スタジアム、日産の命名権、1年延長後2027年に終了[新聞ウォッチ] | CAR CARE PLUS

横浜の日産スタジアム、日産の命名権、1年延長後2027年に終了[新聞ウォッチ]

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日産スタジアム(横浜市)
日産スタジアム(横浜市) 全 3 枚 拡大写真

東京の国立競技場で9月13日から行われた陸上の第20回世界選手権東京大会(東京2025世界陸上)も9日間の戦いに幕を閉じたが、日本勢のメダルは「銅」の2個だったという。それでも、ホンダがオフィシャルパートナーとして協賛したことで,競技選手の胸になどに付けられた「HONDA」という赤いネームは目に焼き付いて離れないようだ。

世界陸上の会場となった国立競技場はともかくとして、経営再建中の日産自動車が命名権を取得している「横浜国際総合競技場(日産スタジアム)」は、その命名権に関する契約が2027年2月末で終了するという。

9月20日付けの日経が「日産スタジアム、日産、命名権27年に終了、経営再建へ経費削減優先」などと取り上げていた。それによると、横浜市が19日の市議会の委員会で明らかにしたもので、「日産は経営再建に向けて経費削減を急いでおり、今後、日産は公募に参加することも可能だが、認知度向上に貢献してきた象徴が消える公算が大きくなった」とも報じている。

日産は2005年にスタジアムの命名権を取得し、21年に契約を26年2月まで延長した。5年間の契約金額は小机競技場(日産フィールド小机)などと合わせて総額6億円。初めの3年間は年1億円、残りの2年間は年1億5000万円を支払う契約になっているという。

日産は契約更新にあたり、現在の契約額の半額以下となる年5000万円での契約を求めていた。市は混乱を避けるため、1年間の更新として受け入れるものの、26年5月に公募を始め、8月には新たな契約先を決める方針としている。

日産は契約額の減額要求について、「コストを見直すなかで決めた」と説明。公募に参加するかは「未定」としており、硬式野球部やサッカーJ1横浜F・マリノスの運営は「変更ない」とも伝えている。

2025年9月22日付

●自民総裁、ふさわしいのは高市氏28%、小泉氏24%、本社世論調査 (朝日・1面)

●米関税「実態合わず」黒田東彦・前日銀総裁、プラザ合意40年 (毎日・1面)

●世界陸上東京大会、閉幕、日本勢メダル2個 (産経・17面)

●角田、今季最高6位、F1アゼルバイジャン・グランプリ (産経・17面)

《福田俊之》

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