Astemoアフターマーケットジャパン株式会社(東京都江東区/福岡正晃代表取締役社長)は、2026年2月12日~14日まで東京ビッグサイトで開催された『第23回 国際オートアフターマーケットEXPO 2026(IAAE 2026)』に単独で初出展した。
2025年7月の社名変更(旧社名:日立Astemoアフターマーケットジャパン)を機に刷新された新ブランドロゴ「Astemo」を大きく掲げた同社のブースでは、親会社であるAstemo株式会社のこれまでの沿革や、今後のビジョンを伝える動画のほか、アフターマーケット市場向け自動車整備製品(OBD検査/整備用スキャンツール『HDM-10000』など)、自動車補修部品のエンジンマネジメント製品、走行制御製品に加え、二輪車製品やカーライフ用品も展示されていた。
「認知拡大」と「総合力」をアピール
Astemoアフターマーケットジャパン株式会社が、今回初めて「IAAE 2026」に単独出展した目的について、同社取締役の片岡正二氏(営業本部長)は2つの狙いがあったと話す。
「旧社名の日立Astemoアフターマーケットジャパンから、Astemoアフターマーケットジャパンへと社名・ブランドを変更したことに伴い、Astemo株式会社のこれまでの沿革も踏まえながら、“ 新生Astemo ” の事業展開を皆様に知っていただくために、今回初めて単独でIAAEに出展しました。
当社は、自動車整備の現場で長年ご活用いただいているダイアグノスティックツール「HDMシリーズ」(最新版はHDM-10000)や自動車補修部品のイメージが強いかと思いますが、バイク用カスタムパーツやカー用品など多種多様な製品群を取り扱っています。日本をはじめ海外からお越しの自動車アフターマーケット事業者様に当社の幅広い製品群をわかりやすくお伝えする場として、IAAEへの出展が最適だと考えました」と片岡取締役は出展の目的を述べた。

四輪から二輪まで多彩なラインナップ
ブースで展示された5つの製品群(自動車整備製品・エンジンマネジメント製品・走行制御製品・二輪車製品・カーライフ用品)は、メガサプライヤーのAstemoグループならではの総合力を感じさせるものだった。
自動車整備製品としては、バッテリーチェッカー『HCK-602FB』、ポータブルパワーソース『PS-16000RP』、OBD検査/整備用スキャンツール『HDM-10000』を展示。『HDM-10000』においては、ブース内で実機を使用したデモンストレーションも行われ、整備作業に役立つ情報が紹介された。OBD検査用途だけでなく、整備の現場で幅広く活用できるスキャンツールであることが訴求され、ブースに訪れた来場者たちが真剣に情報収集している様子を目にした。

エンジンマネジメント製品としては、イグニッションコイルやエアフローセンサーをはじめ、2025年10月から品揃えが拡大されたクランク角センサー/カム角センサーなどを展示。さらに、今後需要が高まる電子制御部品として、NOxセンサーとABSセンサーが参考展示されていた。



Astemoグループとして「バイク用カスタムパーツ」を訴求
二輪車製品では、Astemoの二輪ブランドであるKEIHIN、SHOWA、NISSINといった世界的なブランドを統合した強みを生かした展示が行われた。各ブランドのキャブレターやキャリパー、サスペンションなどが展示され、各ブランドのカスタマイズパーツを取り付けてAstemoカラーにペイントしたデモ車両があり、存在感を放っていた。




このほか、走行制御製品はブレーキパッド、ブレーキローター、ショックアブソーバーなどが展示され、カーライフ用品としては、ETC車載器、DC-DCコンバーターなどを展示。自動車部品のグローバル・メガサプライヤーである親会社Astemoグループの一員として高い技術力を背景に、 “ 品質・品揃え・アフターサポート” までカバーする体制が整っていることを強調する内容だった。
「Astemoなら安心」と言われるブランドへ
片岡取締役は今後の方向性について、「自動車アフターマーケット事業者様が、現場で困らない、信頼される製品を提供し続けていきたいと思っています。今回の出展を機に、Astemoブランドの認知度をさらに高めていきます」と述べた。
Astemoアフターマーケットジャパンとして、新たなスタートを切った同社は、自動車補修部品やバイク用カスタマイズパーツなどの供給に留まらず、OBD検査/整備用スキャンツール『HDM-10000』を起点として、高度化する自動車整備作業に課題を抱える自動車アフターマーケット事業者に寄り添い、作業効率化のサポートに注力する考えが感じられた。

