シトロエン2CVからアルピーヌA110まで新旧フレンチカーが大集合…フレンチブルーミーティング 1枚目の写真・画像

今年のフレンチブルーミーティング天候に恵まれた。

今年で32回目を迎えるフレンチブルーミーティング。毎年ポスターもお洒落だ。

決して希少な旧車のためのイベントではない。最近のフランス車も多数会場では目にした。

車山高原周辺は、いよいよ秋本番。

プジョー・シトロエンの試乗も人気だった。

最近見かけなくなったシトロエンZX。今見てもスマートなデザインは褪せない。

シムカのクーペはベルトーネのボディを持つ。

会場を歩いていると、愛らしいデザインと、鮮やかな色を見ているだけでも楽しいものだ。まるで点描で描かれた絵画か、絵の具のパレットでも見ているかのようだ。

恒例のクランク掛け競争。ギャラリーの声援にも力が入っていた。

最近よく目にするユニルオパールのオイル。ディーゼル用などは特によく出るという。今回は２CVのクランク掛け競争やパレードランにも参加していた。

高性能オイルとしておなじみのモチュールもフランスのオイル。会場では旧車向けのオイルの紹介も。コルクやフェルトをガスケットに使用していた時代のクルマにもしっかり対応する。

信州の豊かな産品も、フレンチブルーミーティングを盛り上げる。上品で旨味の凝縮され、自然な甘さのリンゴジュースは限定品で朝から人気を集めていた。

今年なんと言っても、目を引いていたのはアルピーヌA110。会場のあちこちで、早くも納車されたオーナーのクルマのまわりに人だかりができていた。

褪せない魅力、強い意志を感じるシトロエンXM。こうしたモデルは、いつも注目の的。

プジョー505どこから見つけてきたんですか？と質問攻めにあっていた。「世の中から姿を消す前に乗っておかないと」と、このクルマの前で多くのファンが悩んでいた。

OZレーシングも恒例。会場に来ていた参加者でユーザーも多いブランドだ。

スケッチする親子。こうした光景もフレンチブルーミーティングならでは。

「シトロエンBX」でドライブ中の少年を発見!!お父様曰くなかなか乗ってあげられていないので自作したとのこと。実に雰囲気も良くしかも芸が細かい。

こちらも恒例。ホッピーもブース出展。会場ではフレンチブルーミーティングオリジナルのホッピーが販売されていた。

フランスのカー用品ブランドNORAUTO（ノルオート）も品ぞろえが豊富だった。電源電圧は違うもののクルマ用12V電源で動く、洗車用のバケツと掃除機はおススメだ。

デッドストックで集まったものを並べていた参加者。小さなミニカーの集合体は何とも愛らしさがあふれる。

実は車山のお隣長和町ではチョウザメの養殖も。キャビア以上に癖がなく、弾力がある鶏肉のような食感のチョウザメの身も紹介されていた。

２CVのパレードラン。元気に走る姿の周りにはギャラリーも多数。決してパワフルではなく、空気の薄い高原にこれだけの２CVが集っていること自体が称賛に値することだ。

ドイツのコーチビルダーによる、２CVのオープンモデル「カブリオ」も。

パレードランから戻ってくるなりエンスト。そんな時に周辺の人が駆け寄って一緒に押す。こんなのもフレンチブルーミーティングらしいところか。

会場の中には、乗り換えを考えたりしているオーナーで、次のオーナーを探していたクルマも。大切にしてくれる人と出会える場にもなっているのだ。こちらのC6も実に魅力的だった。

急な坂をゆっくりと登るパナール。優雅なボデイに最小限のエンジンでクルマを完成させている、効果を最大化させたクルマはフランス車の思想を凝縮させたような一台だ。