栃木県佐野市のコミュニティセンター「葛生あくとプラザ」駐車場で12月22日、「アクト冬フェス~X'masファイナルクラシックカーミーティング」が開催され、赤や白などのクリスマスカラーの車両を中心に計90台の懐かしの名車が集まった。
ご当地アイドルライブなど同センターの大ホールで行われる「あくとクリスマス2024」とのコラボ企画だ。関東一円でクラシックカーイベントを行っている日本旧軽車会(吉崎勝会長)の今年最後の展示会ともなった。クリスマスらしい雰囲気をということで、赤や白、緑といったクルマが目立った。
特に赤の車両が多く、マツダ『コスモスポーツ』やダイハツ『コンパーノスパイダー』、日産『フェアレディ』、ロータス『ヨーロッパ』などが青空に映えた。これらに白のトヨタ『2000GT』、緑のフォルクスワーゲン『カルマンギア』、ゴールドのトヨタ『マークII』等が色を添え、会場は華やかな雰囲気に。
この日は午前中は穏やかな小春日和だったが、昼過ぎになると木枯らしが吹く天候に。年代物の車両と参加者を気遣って30分ほど前倒しの散会となったが、それぞれ笑顔で来年の再会を約束しながら心地よいエグゾーストノートを響かせて帰途に就いていた。
これらを見送った吉崎会長は、「(旧車イベント開催の)20回が年間目標だった中で、今年は18回を主催、共催を入れると20回を達成できました。今年の天候は全部晴れ! 満足のいく年でした」と、ほっと一息。さらに「来年は1月12日の佐野ニューイヤークラシックカーミーティング(栃木県佐野市)から始まり またクリスマスまで20回を目指します!」と意欲を見せていた。