ゆっくり移動すると街が楽しくなる、自動走行モビリティが実証実験中 2枚目の写真・画像

大人が複数人乗れるモビリティとなっているのが特徴。最高速度は時速5キロだが、今回の実証実験では最大でも時速4キロ。商品を見るエリアでは時速0.7キロまで落として走行しているとのことだった。

東日本旅客鉄道株式会社マーケティング本部 天内義也氏。

すでに何度も実証実験を行っている。

1街区から4街区まで分かれ、品川駅まで繋がる予定だ。

1.1キロにもおよぶ長いデッキでモビリティが活用される予定だ。

データと連動することで、モビリティの使い勝手がさらに向上する。

自動走行モビリティと歩行者の共存を考えた検証実験。

マネタイズを見据えた検証でもある。

ゲキダンイイノ合同会社座長・嶋田悠介氏。

検証に使われるモビリティは時速5km程度のスピードで動作する。

600メートルは、人が別の交通手段を探し出す距離とのこと。

モビリティの名称は『iino type-S712』。712は700ミリ×1200ミリという車椅子の最大寸法の大きさがベースとなっている。

4月には道交法が改正される。改正後を見据えた開発が行われている。

開発には3つのキーワードが込められている。

モビリティ開発のきっかけには、パリ万博で初披露された動く歩道もヒントになっている。

都市OSを利活用したモビリティの運行が考えられている。

今回の検証実験は『竹芝徐々』とネーミングされている。

モビリティが使われていないときは充電されている。

モビリティに乗りながら買い物を楽しむといったこともいずれは可能になるかもしれない。

自動運転のモビリティのため、ビールをを片手に・・・なんてことも可能になるかもしれない。

乗ったり降りたりが気軽にできるのも特徴。モデルが肩にかけているのはスピーカーで、モビリティから見える景色の説明や、お店の紹介などが流れている。

自動運転されているモビリティに乗り込んでいくイメージ。

近づいていくとモビリティは速度が落ちる。

片手でモビリティを掴み、さっと乗ることができる。

モビリティの速度が遅いので、乗り降りの際に振り落とされるような心配は無い。

3人乗りが可能。

上部のふたつの突起部分はセンサーで、触れると減速する。

前後と真ん中でひとりずつ計3人が乗車できる。

名称は『iino type-S712』。

会話しながら乗車できるのは大きな魅力だ。

協力店舗としてビオセボンやアトレ竹芝、SHAKOBA(シャコウバ)なども携わっている。

モビリティが途中で立ち寄った場所には、ビオセボンで販売中のビール（ドラゴンアイ）が置かれていた。将来的にはこういったものが購入できるようになる予定だ。