中古車販売大手のビッグモーターによる自動車保険金の不正請求問題で、国土交通省は、道路運送車両法に基づく行政処分の対象となる34店舗について、「聴聞の結果を踏まえ、速やかに確定させる」として、早ければ来週中にも一斉に処分を実施するという。
きょうの読売などが報じているが、国交省では、行政手続法で定められた手続きの一つであるビッグモーター側から処分案への意見や質問を聞く「聴聞」を実施する。今回、処分対象となる店舗単位で北海道、関東、北陸信越、中部、近畿、中国、四国、九州の各運輸局で実施されるが「処分案に異論はなく、再発防止に努める」などとして、聴聞の欠席を各運輸局に伝えている店舗が多いそうで、「来週中にも処分を行う」とも伝えている。
一方、東証グロースにも上場する中古車販売大手のグッドスピードでは、社内の調査委員会によると、損害保険会社に保険金を不正請求していた問題で、新たに91件の不正が発覚したという。
約1700件の調査対象のうち、今年8月の調査では30件で不正請求があったことを公表ししていたが、今回発覚した91件を含めると121件、不正の割合は5.5%だったそうだ。1件でも許されない不正行為であり、パーセントで多い少ないと評価をするものではないだろう。
2023年10月20日付
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